ハァ~ン

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おいおいおいお~~い!!!

最後までラブラブで終わるなんて聞いてないよ!!!

会社で読んだんですが、頭がおかしくなるかと思いました。

細かい萌え所をたくさん省かざる終えなかったんですが

一番すごいなって思ったのが

キャバクラ案内おじさんが主税と幸之助を引き合わせたことをすごく後悔するんですよ。「このまま駆け落ちしちゃったら赤穂義士の面目丸つぶれだ~」って。

それに対して大石内蔵助が「息子も男としてこの世にいくるあかしを知った」「この世は何せ楽しいものだ。その色子と手と手をとって逃げてしまっても仕方ないよ」

ワッハッハ。池波先生すごいな。

 

最後の頭を丸めた幸之助と奥平次郎太夫の会話で、

文体の解釈が違ったら申し訳ないんですが、

もし赤穂浪士の仇討ちが完遂せなんでも、彼らは切腹と決まっているので

これはまた再び片手落ちの(不平等な)裁きになる、

そうしたら今度は主税の仇討ちを私がしようと…

的なことを言っているんですよね?

 

ハァーッすごい。女々しい箇所が一向になかった。

『男色』の小説というのを立派に遂げてる…。

頭があがりません。今度浅草に行って池波先生のお墓拝み倒そうと思います。